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人間とコンピュータのインタラクションにおける概要とトピック:HCIの歴史、人的要因、新たなHCIの構築、HCI実験を順を追って習得します。
歴史や知識を吸収することに加え、演習課題としてArduinoを使って自らTUI(Tangible User Interface)を用いてインタラクティブなシステムを構築し、そのユーザ実験を設計・実施します。
*本年度は日本語開講です。
(備考1)この授業は日本語による授業と英語による授業を1年毎に切り替えて実施するため、教科書は英語のものを使います(http://amzn.to/2jOtKBD)。
(備考2)英語のみを話す履修者がいない場合には、日本語による授業として開講します。
人間とコンピュータのインタラクションにおける概要とトピック:HCIの歴史、人的要因、新たなHCIの構築、HCI実験を順を追って習得します。
歴史や知識を吸収することに加え、演習課題としてArduinoを使って自らTUI(Tangible User Interface)を用いてインタラクティブなシステムを構築し、そのユーザ実験を設計・実施します。
*本年度は日本語開講です。
(備考1)この授業は日本語による授業と英語による授業を1年毎に切り替えて実施するため、教科書は英語のものを使います(http://amzn.to/2jOtKBD)。
(備考2)英語のみを話す履修者がいない場合には、日本語による授業として開講します。
本講義では、Behavior (人間の行動) や Affective (情動やムードといった人間の内面状態) を扱うコンピューティングシステムについて議論します。同分野の先端的な研究について、その背景や概念、技術、構築手法、応用例、利活用や社会実装、課題などを議論します。実際にそのようなプログラムを作る課題を通じて実践的に学んだ後、学期末には2〜3人のミニプロジェクトを行います。
2022年度は英語での開講となりますので、言語はすべて英語となります。注意して下さい。
⽣態学は無機的環境と⽣物の相互作⽤を取り扱う学問である。ランドスケープエコロジーは、⽣態学の⼀分野であるが、様々な空間スケールにおける空間的な不均⼀性に着⽬し、空間パターンと⽣態的プロセスの相互作⽤に総合的にアプローチする。対象とされる空間は、森林や湿地といった⾃然性の⾼い地域もあれば、都市や農村といった⼈為的影響の⾼い地域も含まれ、特に後者では⾃然科学から社会科学まで横断的に扱う必要がある。この講義では、ランドスケープエコロジーの基礎的な理論や⼿法にはじまり、地域の⾃然環境の保全や再⽣に関わる応⽤的な側⾯まで解説する。
エコロジカルなデザインとしての人と自然の調和をめざした計画、そしてデザインでは、都市から農村、さらには自然が残る海岸や山岳地帯まで様々な場面において、自然科学に支えられた技術として、きめ細かい配慮をふまえた計画プロセスとして、実行性のある提案が求められている。講義では、生態系を保全し、生物多様性を維持するためのエコロジカルデザインについて、空間計画とデザインの考え方から、自然素材、生物素材への理解、管理とモニタリングによる再生などの一連のプロセスを事例を通して紹介する。この講義の目的は、自然についての理解をすすめ、これからのエコロジカルデザインのありかたを考える基礎とするものである。
1972年(50年前)に出版された『成長の限界』(ローマ・クラブ)は、「世界人口、工業化、汚染、食糧生産、および資源の使用の現在の成長率が不変のまま続くならば、来たるべき100年以内に地球上の成長は限界点に達するであろう。」と指摘した。しかし、その後も人間活動による地球への負荷は増え続け、人間活動が地球環境に与える影響を示す指標の一つである「エコロジカル・フットプリント※」は1970年代から倍増し、世界全体で、地球が生産・吸収できる生態系サービスの供給量(バイオキャパシティ)の1.7倍に達している。特に、先進国に生きる私たちの生活は、生産と消費が切り離され、極めて歪んだ形(環境負荷を他の地域や将来世代へ転嫁する形)で維持されており、生じる汚染による被害や浄化コストも十分に考慮されていない。その帰結として、発展途上国における環境問題は深刻化し、世界全体でも気候変動の影響が徐々に現実のものとなっている。
本科目では、グループワークを通じて、自分たちで「環境の境界を決めて自然資源を管理すること」を試みる。管理する対象である環境と人口の規模、それに応じた受講生一人一人の役割なども議論を通じて決め、限りある自然資源を持続可能なものとする「設計」に挑戦する。議論のベースとして多くの基礎情報を必要とするため、授業準備として課される課題は、資料集め・データ整理が中心となる。
※エコロジカル・フットプリント:私たちが消費する資源を生産したり、社会経済活動から発生するCO2を吸収したりするのに必要な生態系サービスの需要量を地球の面積で表したもの。
1972年(50年前)に出版された『成長の限界』(ローマ・クラブ)は、「世界人口、工業化、汚染、食糧生産、および資源の使用の現在の成長率が不変のまま続くならば、来たるべき100年以内に地球上の成長は限界点に達するであろう。」と指摘した。しかし、その後も人間活動による地球への負荷は増え続け、人間活動が地球環境に与える影響を示す指標の一つである「エコロジカル・フットプリント※」は1970年代から倍増し、世界全体で、地球が生産・吸収できる生態系サービスの供給量(バイオキャパシティ)の1.7倍に達している。特に、先進国に生きる私たちの生活は、生産と消費が切り離され、極めて歪んだ形(環境負荷を他の地域や将来世代へ転嫁する形)で維持されており、生じる汚染による被害や浄化コストも十分に考慮されていない。その帰結として、発展途上国における環境問題は深刻化し、気候変動の影響のリスクは未来に向けて増大し、世代間衡平性の問題が増している。
本科目では、グループワークを通じて、自分たちで「環境の境界を決めて自然資源を管理すること」を試みる。管理する対象である環境と人口の規模、それに応じた受講生一人一人の役割なども議論を通じて決め、限りある自然資源を持続可能なものとする「設計」に挑戦する。議論のベースとして多くの基礎情報を必要とするため、授業準備として課される課題は、資料集め・データ整理が中心となる。
※エコロジカル・フットプリント:私たちが消費する資源を生産したり、社会経済活動から発生するCO2を吸収したりするのに必要な生態系サービスの需要量を地球の面積で表したもの。
エコロジカルなデザインとしての人と自然の調和をめざした計画、そしてデザインでは、都市から農村、さらには自然が残る海岸や山岳地帯まで様々な場面において、自然科学に支えられた技術として、きめ細かい配慮をふまえた計画プロセスとして、実行性のある提案が求められている。講義では、生態系を保全し、生物多様性を維持するためのエコロジカルデザインについて、空間計画とデザインの考え方から、自然素材、生物素材への理解、管理とモニタリングによる再生などの一連のプロセスを事例を通して紹介する。この講義の目的は、自然についての理解をすすめ、これからのエコロジカルデザインのありかたを考える基礎とするものである。
エコロジカルなデザインとしての人と自然の調和をめざした計画、そしてデザインでは、都市から農村、さらには自然が残る海岸や山岳地帯まで様々な場面において、自然科学に支えられた技術として、きめ細かい配慮をふまえた計画プロセスとして、実行性のある提案が求められている。講義では、生態系を保全し、生物多様性を維持するためのエコロジカルデザインについて、空間計画とデザインの考え方から、自然素材、生物素材への理解、管理とモニタリングによる再生などの一連のプロセスを事例を通して紹介する。この講義の目的は、自然についての理解をすすめ、これからのエコロジカルデザインのありかたを考える基礎とするものである。
1972年(50年前)に出版された『成長の限界』(ローマ・クラブ)は、「世界人口、工業化、汚染、食糧生産、および資源の使用の現在の成長率が不変のまま続くならば、来たるべき100年以内に地球上の成長は限界点に達するであろう。」と指摘した。しかし、その後も人間活動による地球への負荷は増え続け、人間活動が地球環境に与える影響を示す指標の一つである「エコロジカル・フットプリント※」は1970年代から倍増し、世界全体で、地球が生産・吸収できる生態系サービスの供給量(バイオキャパシティ)の1.7倍に達している。特に、先進国に生きる私たちの生活は、生産と消費が切り離され、極めて歪んだ形(環境負荷を他の地域や将来世代へ転嫁する形)で維持されており、生じる汚染による被害や浄化コストも十分に考慮されていない。その帰結として、発展途上国における環境問題は深刻化し、気候変動の影響のリスクは未来に向けて増大し、世代間衡平性の問題が増している。
本科目では、グループワークを通じて、自分たちで「環境の境界を決めて自然資源を管理すること」を試みる。管理する対象である環境と人口の規模、それに応じた受講生一人一人の役割なども議論を通じて決め、限りある自然資源を持続可能なものとする「設計」に挑戦する。議論のベースとして多くの基礎情報を必要とするため、授業準備として課される課題は、資料集め・データ整理が中心となる。
※エコロジカル・フットプリント:私たちが消費する資源を生産したり、社会経済活動から発生するCO2を吸収したりするのに必要な生態系サービスの需要量を地球の面積で表したもの。
本講義は、戦争記憶継承・歴史実践に関して、モノと情報に着目しながら、社会学的に論じるものである。物質や情報技術そのものについて教えるわけではない。問いの重点は、モノや情報に満たされた空間を人間がどうつくり出し、意味づけているのか、にある。
言語はことばという記号によって世界を分割する。では、子どもはどのように言語を学習しているのか。言語を持つことで子どもはどう変わっていくのか。思考はどの程度言語に依存するのか。異なる言語の話者の思考は異なるのか。本講義では、認知科学の諸実験に基づき、子どもの言語獲得の仕組み、概念の発達、そこにおける言語と概念学習の関係、言語と思考の関係について考えていく。
オンキャンパスの通常授業を行うが、ゲストの都合などで一部の授業は遠隔で行う可能性もある。
言語はことばという記号によって世界を分割する。では、子どもはどのように言語を学習しているのか。言語を持つことで子どもはどう変わっていくのか。思考はどの程度言語に依存するのか。異なる言語の話者の思考は異なるのか。本講義では、認知科学の諸実験に基づき、子どもの言語獲得の仕組み、概念の発達、そこにおける言語と概念学習の関係、言語と思考の関係について考えていく。
オンキャンパスの通常授業を行うが、コロナウイルスの感染状況で一部の授業は遠隔で行う可能性もある。
言語はことばという記号によって世界を分割する。では、子どもはどのように言語を学習しているのか。言語を持つことで子どもはどう変わっていくのか。思考はどの程度言語に依存するのか。異なる言語の話者の思考は異なるのか。本講義では、認知科学の諸実験に基づき、子どもの言語獲得の仕組み、概念の発達、そこにおける言語と概念学習の関係、言語と思考の関係について考えていく。
オンキャンパスの通常授業を行うが、コロナウイルスの感染状況で一部の授業は遠隔で行う可能性もある。
サイバー空間における脅威情勢が深刻化している中で、サイバー犯罪やサイバーテロ事案への対応がどのように進められているのか、どのような課題があるのか等について、日本警察での取組を中心に、ゲストスピーカーによる特別講義も交え、紹介していく。
なお、本講義では、主にサイバー犯罪対策に焦点を当てることとし、「企業・組織における情報セキュリティの確保に組織的・体系的に取り組む」という意味での情報セキュリティマネジメントは基本的に扱わないので留意されたい。(もっとも、ゲストスピーカーによる特別講義内で取り上げられる可能性はある。)
スポーツコミュニケーションでは、次の3つのテーマでスポーツを考え実践する講義です。
①スポーツを通じた人間関係の謎(ジレンマ)を解明し、効果的なコーチングとは何かについて解説します。
②指導者と選手の関係、選手間の関係など、競技力を向上させるにはコミュニケーションは不可欠です。選手が主体的に取り組むための方策について学び実践していきます。
③チーム力を発揮するルールの形成やライフスキルプログラムについて解説、教材の開発などを実施していき、履修者自身がそのスキルを醸成していきます。
④スポーツが社会に活きるためのしくみを解説し受講者とともに探求します。
上記をもとに受講者によりよい学習効果がでるよう、授業内ではディスカッションやグループワークなどを積極的に実施していきます。
スポーツコミュニケーションでは、次の4つのテーマでスポーツを考え実践する講義です。
①スポーツを通じた人間関係の謎(ジレンマ)を解明し、効果的なコーチングとは何かについて考えます。
②指導者と選手の関係、選手間の関係など、競技力を向上させるにはコミュニケーションは不可欠です。選手が主体的に取り組むための方策について学び実践していきます。
③チーム力を発揮するルールの形成やライフスキルプログラムについて解説、教材の開発を行い、履修者自身がそのスキルの醸成を目指します。
④スポーツが社会に活きるためのしくみを解説し受講者とともに探求します。
よりよい学習効果がでるよう、授業内ではディスカッションやグループワークなどを積極的に実施していきます。
サイバー空間における脅威情勢が深刻化している中で、サイバー犯罪やサイバーテロ事案への対応がどのように進められているのか、どのような課題があるのか等について、日本警察での取組を中心に、ゲストスピーカーによる特別講義も交え、紹介していく。
なお、本講義では、主にサイバー犯罪対策に焦点を当てることとし、「企業・組織における情報セキュリティの確保に組織的・体系的に取り組む」という意味での情報セキュリティマネジメントは基本的に扱わないので留意されたい。(もっとも、ゲストスピーカーによる特別講義内で取り上げられる可能性はある。)
スポーツコミュニケーションでは、次の3つのテーマでスポーツを考え実践する講義です。
①スポーツを通じた人間関係の謎(ジレンマ)を解明し、効果的なコーチングとは何かについて解説します。
②指導者と選手の関係、選手間の関係など、競技力を向上させるにはコミュニケーションは不可欠です。選手が主体的に取り組むための方策について学び実践していきます。
③チーム力を発揮するルールの形成やライフスキルプログラムについて解説、教材の開発などを実施していき、履修者自身がそのスキルを醸成していきます。
④スポーツが社会に活きるためのしくみを解説し受講者とともに探求します。
上記をもとに受講者によりよい学習効果がでるよう、授業内ではディスカッションやグループワークなどを積極的に実施していきます。
人間にとって音楽とは一体何でしょうか。なぜ、私たちヒトの脳・身体には、音楽を聴いてゾクゾクしたり、音楽を聴いて癒されたり、リズムに合わせて踊ったり、歌ったり楽器を演奏したり、音を楽しむ能力が備わっているのでしょうか。私たちが普段何気なく聴き、演奏し、楽しむ音楽は、実はヒトの文化・進化・発達の起源や、社会性や創造性、知覚、認知、運動、記憶、情動、学習といったヒトの脳機能を理解する上で、極めて重要な研究対象です。近年、ヒトの脳機能構造の計測技術は飛躍的な進展を遂げ、これまで謎に包まれていた音楽の脳内情報処理メカニズムが徐々に明らかにされつつあります。本科目では、心理学、神経科学、進化生物学、発達脳科学、身体科学、認知科学の視点を融合し、音楽と脳に関する最先端の研究知見について講義します。
本講義では「情報倫理」や「情報モラル」の決まり事を学ぶのではなく、「情報倫理」そのものを設計実装する立場から考えます。社会で実際に発生しまさに今解決が必要な諸問題をとりあげ、規範、アーキテクチャ、市場、法などの観点からディスカッションを行い、正解のない問題に自らの倫理観に基づく答えを見出す力を養います。事例としては「著作権とイノベーション」「セキュリティとプライバシ」「追跡性と表現の自由」など相反する多様な価値観から調和的な技術と制度のデザインが求められる領域をとりあげます。受講者は、実際的な倫理的課題に取り組むことで、背景にある根本思想とアーキテクチャを理解し、利用者、開発者、経営者、政府など様々な立場において倫理的な課題を解決する前提となる知識やスキルを身につけます。想定履修者は情報技術、メディア、セキュリティなどの開発運用者、コンサルタント、政策担当者などのキャリアを目指す学生です。
人間にとって音楽とは一体何でしょうか。なぜ、私たちヒトの脳・身体には、音楽を聴いてゾクゾクしたり、音楽を聴いて癒されたり、リズムに合わせて踊ったり、歌ったり楽器を演奏したり、音を楽しむ能力が備わっているのでしょうか。私たちが普段何気なく聴き、演奏し、楽しむ音楽は、実はヒトの文化・進化・発達の起源や、社会性や創造性、知覚、認知、運動、記憶、情動、学習といったヒトの脳機能を理解する上で、極めて重要な研究対象です。近年、ヒトの脳機能構造の計測技術は飛躍的な進展を遂げ、これまで謎に包まれていた音楽の脳内情報処理メカニズムが徐々に明らかにされつつあります。本科目では、心理学、神経科学、進化生物学、発達脳科学、身体科学、認知科学の視点を融合し、音楽と脳に関する最先端の研究知見について講義します。
フォレスト・サイエンス・アンド・エンジニアリングでは、山林(森林)、林業から木材、木造までを扱います。このフォレスト・サイエンス・アンド・エンジニアリングの“下流”では、中下流域にある木材や木造を中心に、フォレスト・サイエンス・アンド・エンジニアリングの“上流”は、上流域にある山林(森林)や林業を中心にします。専門知識の教授ならびに、実態と問題、それに対する技術や社会制度について解説していくことで、履修生の専門知識の獲得と当該分野への理解を深め、また履修生各自の考えを醸成していきます。
国土の67%をしめる山林とそれに関わる産業は我々の生活に密接に関わっており、また山林から木材、木造に至る問題は、我が国の技術開発や社会制度設計が見失った側面を分かりやすく映し出す鏡とも言えます。
履修生が将来この分野を専門にしなくても、重要な意志決定をすべき時に、思考の広がりと深さに寄与する授業内容にしたいと考えています。
建築の基礎である建築構法について学びます。
人間は誰しも、生きて死ぬ数十年の人生の間に、膨大な経験をし、記憶をし、知性を育んでいく。ここでいう多元的な知性は、知能検査によって個々人を序列化するものでも、高名な知識人のものでもない。むしろ生活に根づいた「知恵」や身体的な「技」も含めて、他者との出会いに開かれた、多様な知性の形態を発見していくことが重要だ。
知性を育む過程として「人生」がある。他者の人生について、一方で、社会関係や環境(身体・モノ・空間との相互作用)を介した形成過程から、他方で、現場における活用の方法から、問うことができる。議論を通して最終的に、人間が生きて死にゆくリアリティに根差した「知性」生成過程研究の開拓を目指す。