日本橋における高速道路の地下化に伴うパブリックスペースのデザイン
対象敷地は、東京都中央区日本橋川およびその周辺とする。
日本橋川の周辺では今後6地区以上で再開発が計画されており、ビジネスに特化した新たな超高層建築が多数建設される予定であり、それに伴い首都高速道路が地下化される計画が進んでいる。
首都高が地下化され日本橋川が開かれることに伴い、地区で働くビジネスパーソン或いは地域住民のための公共的な空間の充実を図ることが求められており、ウォーターフロントにおけるパブリックスペースの在り方の検討が急がれる。そこで本スタジオでは、現在の首都高の今後の活用を含め、川沿いを対象にパブリックに供することを目的としたランドスケープおよび建築の設計を行うものとする。
河川およびその河岸空間の在り方、また不要となる高速道路の構築物、および周辺の再開発計画との連携を視野に入れたパブリックスペースとはどのようなネットワーク、境界性、プログラム、そして形態でできるのか、オンラインによるフィールドワークに基づいた調査や、ランドスケープ、建築デザインの提案を行うことで検討していく。