
本講義では、データベースの基礎となるデータベース理論、データベース言語を習得し、それらの応用として、マルチメディアデータベース、データマインニング、感性データベースを実習を伴って習得するものである。 データベースは、人間の記憶系の構築に対応する機能であり、情報生成,情報蓄積・獲得,情報統合,情報供給などの記憶系のデータ群、機能群を実現する。画像、音楽、文書等のメディア情報群をマルチメディア・データベースとして構成・格納し、それらを操作するための方法について学習する。また、感性データベースの実現方法についても実習する。実際にリレーショナル・データベースシステム(PostGres)およびデータベース言語SQLを利用し、データベースの構築を行い,実世界の情報をデータベースシステムの中に体系的に構成する方法を修得する。また、マルチメディア・データ(画像、音楽、文書など)を対象としたデータベースの構築を行う。