
慶應義塾の歴史、福澤先生の思想を多面的に見つめることを通じて、慶應義塾、そしてSFCで学ぶことの意味を考える科目です。歴史を見つめるという行為は、懐古的なものではなく、今日的な意味を考えることであり、今日の姿を批判的に考える切っ掛けにもなります。
毎年の履修者の感想からは、1年生には新たな大学生活のはじめにあたり、2年生、3年生には残りの大学生活の過ごし方を考えるにあたり意味がある時間となっているようです。また、卒業後の針路を模索している4年生にとっては社会に出る前に今一度自らの大学生活の意味を考える時間になっています。
特に、今のような不透明な情勢においては、一層に意味を持つ時間になることと思います。