
本演習は、実際の建築プロジェクトおよび設計プロポーザルなどの実施となる可能性の高い建築設計および工事監理の学外演習を行うことによって、実務と同等の設計に関する技量を習得するとともに職業倫理を学ぶことを目的とする。
一級建築士資格を保有する教員が、実際の建築プロジェクト、或は建築設計プロポーザル、実施コンペなどの実現可能性の高いプロジェクトを選定し、それに対して実務経験と同等の演習を学外の設計事務所、現場などで行う。選定されたプロジェクトのフェーズ(企画、基本構想、基本設計、実施設計、法規チェック、内外装仕上げ選定、工事監理など)に即した実務訓練を行い、具体の建築設計のノウハウを習得する。現場がある場合は、現場での工事監理補佐を行わせるなどして、現場に即した演習を行うことによって、実際の工事監理の経験をする。また、1学期間ではプロジェクト自身は全てのプロセスを追ってみることができないため、各フェーズの前後については、別のプロジェクトを紹介しながら、設計の流れを把握する。また建築現場を訪れる機会を設け、設計段階のプロジェクトでも工事監理の原理を学ぶ。
塾生の皆様へwebサイト http://www.gakuji.keio.ac.jp/sfc/gsmg/forms_env_design.html