
大学生は、青年期の最終段階に位置する。青年期の課題は、「自我同一性の確立」である。「私とは、何か?」について、十分に模索し、自分探しの旅を通して、「これぞ私だという私」を発見することが重要である。心のオシャレ学では、自我の発達、フロイトの精神分析、ユングの分析心理学を通して、自我を見つめ、そして、創造性や動機づけについて学び、自分の可能性を最大限伸ばしてゆく手がかりを与えてゆく。本講義の目指すところは、各自が自分のライフデザインを設計し、人生目標に向かい、自分自身の可能性を最大限伸ばすようにすることである。そして、心がオシャレといわれるような性格を形成することである。
教科書:渡辺利夫 2003 心のライフデザイン ナカニシヤ出版