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科目名社会安全政策(治安)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
13249
科目ソート
C1011
科目名
社会安全政策(治安)
分野
先端科目-総合政策系
単位
2単位
開講年度・学期
2021 春学期
K-Number
開講年度・学期
2021 春学期
曜日・時限
月 3限
授業教員名
小笠原 和美
実施形態
オンライン(ライブ)
授業で使う言語
日本語
開講場所
その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 遠隔あり
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

「社会安全政策論」とは、「犯罪を典型とする人間の反社会的行為から、個人と、個人の暮らしのための社会基盤を守る(犯罪等を統制・制御する)ための政策の在り方を研究する」ものです。

「安全」な社会は、自由な民主主義社会にとって不可欠の前提ですが、その「安全」は、所与のものとして当然に存在しているのではなく、多くの人々(個人、団体、共同体、国家など)の人為的な営みによって辛うじて維持されていることを理解していただきたいと思います。

また、「政策」として検討する以上は、「勧善懲悪」、「国家権力の抑制」といった単純な議論ではなく、政策の実現可能性を念頭に置きつつ、限られたリソースの中で、政策効果とコストのバランス、政策効果と自由・人権の制約とのバランスをいかに図るか、ということを考える必要があります。

本講義は、これらの観点から、学生諸君とともに、安全な社会を実現する政策論を探求するものです。