シラバス

科目名地域と社会(欧州・CIS)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
02169
科目ソート
C1102
科目名
地域と社会(欧州・CIS)
分野
先端科目-総合政策系
単位
2単位
開講年度・学期
2021 春学期
K-Number
開講年度・学期
2021 春学期
曜日・時限
水 2限
授業教員名
廣瀬 陽子
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

本授業は、欧州・CISの地域と社会のあり方を総合政策的に学ぶことを目的としている。 担当者の専門は旧ソ連・CISであり、また欧州地域を中心に扱う授業が別途あるため、本授業では旧ソ連・CISを中心に扱うが、欧州のファクターも重視していく。授業は担当者による講義、グループワークとその報告という内容で進めていく予定である。

本授業のように地域のことがらを扱う「地域研究」は、まさに総合政策学であり、地域研究を行うためには、当該地域の政治、経済、国際関係、歴史、民族、社会、宗教、紛争、環境問題、エネルギー問題などを総合的に考えていく必要がある。特に、旧ソ連・CISは、ソ連解体に伴う独立からまだ約25年の諸国から成り立っており、数多くの問題をはらんでおり、総合政策学的視点がより求められる地域でもある。加えて、2012年末から深刻化していったウクライナ危機はロシアの暴挙、そして国際社会のロシアに対する制裁、ロシアの経済危機と大きな影響をもたらした。そして、現在は米国に対抗する中ロという構図が国際政治で重要な要素となっている。

現在の世界を考える上では、旧ソ連地域を理解することが不可欠である。そこで、当該地域についてより多面的、包括的に授業で扱い、当該地域の理解を深めていくことを目指す。