シラバス

科目名感覚の生理と心理 【学期後半】

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
00591
科目ソート
B6132
科目名
感覚の生理と心理
分野
基盤科目-共通科目
単位
2単位
開講年度・学期
2021 春学期
K-Number
開講年度・学期
2021 春学期
曜日・時限
月 3限 , 月 4限
授業教員名
牛山 潤一
実施形態
オンライン(ライブ)
授業で使う言語
日本語
開講場所
その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 遠隔あり
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

我々人間の行動は、時々刻々と変化する身体外部・内部の環境に関するさまざまな情報が、感覚神経を介して脳や脊髄といった中枢神経系へフィードバックされ、ここで処理・統合されることにより巧みに調整されています。また脳の関与なしに起こる不随意運動(反射)にも感覚系は密接に関与しており、これにより我々は様々な危険を無意識的に回避しています。このように、各種感覚機能は我々が安全かつ快適に生活するうえでなくてはならない重要な要素であり、これに関する理解を深めることは人間の行動の本質的な理解につながります。
本講義では、人間を入力・出力を伴う「情報系」として捉え、身体内外の情報が感覚システムを介してどのように検知され、どのように中枢神経系で処理されるかという感覚の生理、およびそこからどのようなメンタルプロセスを経て行動が決定されるのかという感覚の心理について学びます。時間の制約上、本講義では主に視覚系と体性感覚系(皮膚・筋・関節などの身体の感覚)に重点をおきます。