本科目は建築の基礎演習を終えた大学院生を対象とする設計スタジオである。名作と呼ばれる美術館の機能的・形態的な分析を行う。その分析手法を用いながら実際の敷地で美術館の設計を行う。 課題は以下の通り、
1)名作と呼ばれる美術館を一つ選んで分析
近代建築のなかで名作とよばれる美術館のうち一つを選択する。それらを設計した建築家について調査し、その建築がどのようなコンセプトで設計され、どのように空間を幾何学的に構成しているかについて分析する。
2)実際の敷地を対象にして行う美術館設計課題
この分析で明らかになったコンセプトや空間の幾何学的な構成を用いて、藤沢市内で美術館を設計する。