シラバス

科目名研究会B (1)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
44376
科目ソート
A1102
科目名
研究会B
分野
研究プロジェクト科目
単位
2単位
開講年度・学期
2021 春学期
K-Number
研究会テーマ

アフリカに学ぶレジリエントな人間と環境共生-MOTTAINAI-

1. Society/social and history 社会・歴史

2. Regional studies 地域研究

3. Physics, biology, ecology and environment 物理・生物、環境

4. Management and marketing 経営・マーケティング 

5. Politics (movements and empowerment) 政治(運動、エンパワーメント)

6. Economics (behavioral change) 経済(行動変容)

7. Public Health/ Infectious Diseases (Life/wellbeing) 公衆衛生・感染症(命)

開講年度・学期
2021 春学期
曜日・時限
木 5限
授業教員名
國枝 美佳
実施形態
対面
授業で使う言語
英語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習, グループワーク
GIGAサティフィケート対象
非対象
研究会・来期の研究プロジェクトのテーマ予定

詳細

講義概要

地球の“限界”が近づいている、環境と経済活動のバランスの重要性が言われて久しい。そこに新型コロナウィルスのパンデミックが起こり、今度は命と経済活動のバランスが求められている。地球規模のいろいろな脅威の中で、SFC の学生たちもこれまでとは打って変わっておよそ想像だにしなかった大学生活を送っている。2 学期間続けてきたオンライン講義や研究会の活動もそろそろマンネリ化している。今後、ウィルスに対する知見が蓄積され、対処法を習得するに従って徐々にキャンパスに戻る機運が高まる。
研究会メンバーは研究会全体で取り組む研究や企画とは別に、個人の研究テーマに取り組んでいる。二つの研究会(アフリカ研究会およびGIGA のSDPE 研究会)の個人研究テーマ(約20)を足して割ると、MOTTAINAIという共通項が見えてきた。もったいないという発想は日本固有のものだが、ノーベル平和賞を受賞したケニア人のワンガリ・マータイ女史が着目し、ローマ字の環境保護の概念として普及させた。しかしMDGs やSDGs までの大きなうねりを持つ運動にはなっていない。本年は、「もったいない」や「MOTTAINAI」書籍やDVD を研究することでMOTTAINAIの限界を特定し、より多くの人が共感できる概念となるための道筋を考えていく。共感の仕組みを理解するために、オープンエア映画会で開催して問題提起し、非接触型のSNS を介しての議論を行う。体験や実験を通して個人の研究の発展を促進する。