知覚と認知の心理学
同じテーマ
本研究会の主な目的は、心及び身体に関わる知覚・認知機能を研究することです。
様々な知覚・認知現象の発見、モデルの検証、モデルの構成を目指します。
研究会主宰者(森将輝)は、 *視覚* 、特に *空間の知覚と認知* を専門に研究しています。
以下に示す5つのテーマに関する実験心理学的研究を中心に行っています。
- *空間* に関する知覚・認知(空間の知覚・認知能力の解明)例:視空間、両眼立体視、認知空間、聴空間、触空間、視線知覚空間、空間移動、ヘッド・マウンド・ディスプレイでの見え方
- *社会性* に関する知覚・認知(視線知覚のメカニズムの解明)例:アイコンタクト、視線方向知覚、指差し方向の知覚
- *身体性* に関する知覚・認知(身体運動が知覚・認知機能に及ぼす影響、運動パフォーマンスの評価)例:ラバーハンド錯覚、自己主体感、自己所有感、位置覚、走動作、身体内外への注意、ベクション(自己運動感覚)
- *質感* に関する知覚・認知(質感認識のメカニズムの解明)例:視覚的な快・不快感、実生活に潜む物体の質感、質感認識の個人差
- *ハンディキャップ* に関する知覚・認知(精神障がい・発達障がい・身体障がいのある児童・成人の知覚・認知能力の解明)例:自閉スペクトラム症児の知覚特性、強迫スペクトラム障害者の知覚特性、個人差
これらの研究は、知覚・認知処理のメカニズムの解明、心理アセスメントの開発、運動パフォーマンスの評価、バーチャルリアリティの技術開発等に貢献することを目指して行っています。