Computational Creativity - X Music
今期の研究会のテーマを引き継ぎ、展示等で発表できるところまで作品を完成させることを目標にします。
_コンピュータなどの人工的なシステムを用いて、人間の創造性をどう拡張していくのか、発想の限界をどう超えるか。Computational Creativityはそうした問いについて、技術・思想・表現などの側面から多角的に考える研究分野です。_
本研究会では、一般にCDで売られていたり、ストリーミングサービスで公開されているようなスタティックな時間軸に固定された音楽「以外」の音楽の制作を行います。環境に適応(Adaptive)、人の入力に反応(Interactive)し、アルゴリズムによって生成される(Generative)音楽です。制作の過程では、ディープラーニングに代表される最新の機械学習、AI研究の成果やカメラ、センサーなどの入力デバイス等を用います。こうした新しい技術を用いることで、あり得るかもしれない未来の音楽の在り方や我々の想像力の限界を超えた新しい音楽の制作手法(X Music)を模索します。
研究会を通して新しい音楽表現の実践を目指します。