国際法は国家間の関係を規律する法規範であるため、⽇本にとっても法の⽀配のもとで対外関係を 構築するために必要不可⽋な要素である。国際法も法規範であるため基本となる専⾨用語や概念及び 基礎理論がある。それらは総論という名称でまとめられている。そこで本科⽬は様々な国際法分野に 共通する総論を主たる内容とし、必要に応じて具体的な判例・事例なども含めながら国際問題を考察 する法的な視点及び知識を養う。