
特に中学校社会科の教員免許を取得するための科目です。
そのため、「教職課程登録」を既に済ませた者、または来年度以降に「教職課程登録」を予定している者を主な対象とします。但し、現時点では特に教職を志望していなくても、教育学的な見地から日本史について考察してみたい場合は、この限りではありません。
日本史の全時代(原始〜現代)を概観するのではなく、主に近代史を中心に取り扱います。特に福沢諭吉の書簡や自伝等の読解を通じて、19世紀後半の日本についての考察を試みる予定です。それらを通じて、歴史学研究や歴史教育について考えるきっかけとなることを望みます。
授業は講義形式を中心としますが、原史料の読解などの作業も適宜行います。詳細は第1回目の授業の際に説明します。