
本業で社会課題を解決する企業の在り方を探求します。企業は様々な利害関係者から成り立っています。経営における様々な利害関係者とのかかわりの中で、その利害をどのように経済・社会の活性化にしていくのか。その方策を検討することが授業の主たる狙いです。経済や企業の経営には様々な態様があります。この講義では、会社を取り巻く関係者の特性をよく把握し、説明責任の意義を理解し、協調して関係を構築してゆく必要性を認識できることを目標としています。これらの内容について、現実社会の事例を踏まえながら、社会との関係の中であるべき企業経営について対話をしていきます。企業が解決すべき課題を踏まえた上で、これら課題に取り組むことが、なぜ企業が社会に応答していく(企業の社会的責任)ことによって、社会経済が活性化されるのかについて、理論面と応用面から探求していきます。