
デバイス,ソフトウェアを問わず,モノ創りの基本は,発想・設計(Plan),プロトタイピング・計測(Do),評価・分析(Check),処置・改善(Act)を繰り返す螺旋状のプロセス(PDCA cycle)を実施し,完成度を高めることにあります.すなわち「試行錯誤」の実践です.この科目では,ある程度の「発想→プロトタイピング」の経験を積んだ学生を対象に,次回の発想・設計プロセスに繋がる「評価→改善」に重点を置き,モノ創りのプロセスを実践的に議論します.講義・演習は,3〜5セットを1クールとし,3〜4テーマ(調整中)によるオムニバス形式で進行します.各クール毎の自己レビュー,相互レビューとディスカッションを通して,自己表現手法と評価方法(質的考察力,量的考察力)の習得を目指します.