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科目名ファミリービジネス論

授業概要

学部・研究科
政策・メディア研究科
登録番号
17149
科目ソート
64290
科目名
ファミリービジネス論
分野
プログラム科目
単位
2単位
開講年度・学期
2022 秋学期
K-Number
GMG-MG-67103-221-07
開講年度・学期
2022 秋学期
曜日・時限
火 3限
授業教員名
飯盛 義徳
実施形態
オンライン(ライブ)
授業で使う言語
日本語
開講場所
その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, グループワーク, 遠隔あり
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

 本授業は、ファミリービジネスを対象として、伝統とイノベーションの相剋をどのように解決し、また地域貢献を果たすのか、その具体策を探究することを目的とする。
 昨今、欧米では、ファミリービジネスへの関心が高まっている。さまざまな課題もあるものの、ファミリービジネスは、それ以外の企業と比較して、利益率、資本効率などが高く、イノベーションが起こりやすいことが明らかになりつつある。さらに、地域に根ざし、長期的視野に立って経営を行う傾向も強い。一方、日本においては、ファミリービジネスの宝庫でありながら、研究、教育はほとんど行われておらず、世界中から成果が待たれているところである。
 慶應義塾大学では、2009年度から、ファミリービジネス研究教育先導拠点形成に努めており、独自のケース教材を数部開発した。本授業では、主としてこれらのケース教材を活用し、ファミリービジネスのガバナンス、経営理念、戦略や組織、イノベーション、長寿性、地域貢献などに焦点をあて、ファミリービジネスマネジメントの要諦を学ぶ。そして、個益と公益の相生を実現するための方策について議論する。また、ファミリービジネスの経営者をお迎えして経営の現場についての知見も深める。最終成果として、ファミリービジネスマネジメントに関するレポートを作成してもらうことを検討している。