
モノ創りから政策決定まで、様々な分野においてソフトウェアの重要度はますます高くなっている。これらのソフトウェアはプログラミング言語を使って開発されているが、そのプログラミング言語は多種多様なものが存在している。これはプログラミング言語毎にその設計思想が異なり、例えば大規模ソフトウェア開発に向いているもの、プロトタイピングに向いているもの、論理の表現に向いているものなどが存在するためである。本講義では、このようなプログラミング言語の設計思想と、その言語が得意としている分野を知ることによって、プログラミング言語の全体像を俯瞰することができるようになることおよび、自分が進む分野を鑑みて学ぶべきプログラミング言語を選択できるだけの知識を身に付けることを目的とする。