
現代の行政を担う霞が関の主要官庁から、第一線を支える現役官僚を毎回招き、財政政策、産業政策、外交安全保障政策、地域活性化策、社会保障政策、文化政策など我が国の主要な政策課題を概説します。
同時に、各省横断的な切り口、例えば政治と霞が関の関係、国際化の中での各省の課題の変容、行政改革の推進や省庁体制の見直し、地域の自立性と各省行政、府省横断的な課題の増加と霞が関相互の連携、新たな人事制度の導入とSFCへの期待などについて、永田町・霞が関双方の経験を有する教官がコーディネーターとなりながら学生との意見交換を深めて行きます。学生は、行政の最先端における課題認識を共有するとともに、自らが有する各種の研究テーマが、行政課題としての霞が関においていかに位置づけられているかを学ぶことになります。