
工業化と近代化は飛躍的な経済成長と生活利便を実現できた。一方、地球の温暖化、経済格差の拡大、社会リスクの増大をもたらし、人間のWell-beingと文明の持続可能性を脅かしています。2015年にCOP21で気候変動対応に関するパリ合意が締結され、また同年に国連持続可能な開発目標(SDGs)が設定されました。国際社会はこの2つのミッションを基軸に、不確実な複雑環境システムに伴うリスクを緩和・削減し、社会全体を持続可能なパラダイムへシフトさせようとしています。そのために、国内外において高度な専門知識と実践的能力を備えたグローバル人材を求めています。本APはこの動向を捉え、環境、開発、発展における諸課題を学際融合の視点からシステム的に研究し、高度な専門的グローバル人材の育成を目的とする。