世界の多元化が進む今⽇,⾼いコミュニケーション能⼒の開発が求められている。第⼆⾔語習得・外国語教育のメカニズムを定量的・定性的アプローチによって解明し,⾔語学習の実践に活かすことを⽬的とする。中でも⾔語運⽤能⼒に焦点を置き,多⾔語・多⽂化社会における,接触場⾯におけるコミュニケーション摩擦等の課題についても,認知⾔語学,語⽤論をはじめとする様々な視点を活かしたアプローチを有機的に取り⼊れ,異⽂化間コミュニケーションの円滑化について探求する。