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科目名ミネルバの森(SFC30周年卒業生連携科目)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
42479
科目ソート
X1074
科目名
ミネルバの森(SFC30周年卒業生連携科目)
分野
特設科目
単位
2単位
開講年度・学期
2022 秋学期
K-Number
FPE-CO-06103-211-86
開講年度・学期
2022 秋学期
曜日・時限
金 4限 , 金 5限
授業教員名
長谷部 葉子
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習, グループワーク, 遠隔あり
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

【重要事項】本来本講義は、1学期15回の授業内容を、初回ガイダンスから授業は、2週間おきに2コマ連続(2週分)をSBC滞在棟で宿泊型で実施し、その他に別途指定日の土曜日9-12までSFCに隣接する永田農園での農業実習(各履修者2回)で15回分の授業内容を網羅しています。原則オンキャンパスですが、コロナ感染状況が拡大した場合は全塾の指示内容によっては、2週間に一回のオンラインでの講義(2コマ連続)+農業実習に切り替えて実施します。その場合でも事態が収束し次第、本来の講義形式に戻します。

 ミネルバの森委員会のもつネットワークを最大限に活かし、SFCの中に新たなカタチで社会人となった卒業生の「多才な専門性と挑戦」と、大学の所在地である地域の「歴史・伝統・知恵」、そして何かをカタチにしたくてうずうずしている現役のSFC生の「多才な行動力と挑戦」のコラボレーションで作りあげるコースです。SFC設立30周年を迎えて、2019年度にミネルバの森講義の基盤構築段階を経て、2020年度は、より深化した三者の共同体制で、持続可能な協働での取り組みの実践段階として、本講義を捉えています。
 その初年度である2019年春学期は、SFCの学部生とSFC三田会から推薦を受けた卒業生の皆さんとの協創で人間すべての大元である、『生きる』をテーマに、「SFC卒の社会人ならではの専門性+発想力+先端性」と「SFC生ならではの斬新さ+実行力」を持って「何か面白いもの」をかたちにするための「青写真づくり」を「生きる」を「つくる・保証する・演出する」の3つの切り口で実験的に取り組みました。2020年度は、SFC設立30周年であり、引き続き「生きる」をテーマに、「食」に関するテーマに、「食」を「つくる・保証する・彩る」の3つの切り口から取り組み、塾関係者のみにとどまらない、開かれた「卒業生・地域・在学生」との持続可能な協働モデルの構築に実践的に取り組む授業です。
 社会に生きる何かを実現するための「青写真づくり」で、社会人となった卒業生と、地域の将来を見据えて日常を紡ぐ地域の皆さん、現役の学部生を融合した流れをつくることで、SFCが「地域とともに次の次の世代」までを視野に入れた、「基盤となる地を形成し、当事者意識のある血の通った関係性に基づいた、『知』の生まれいずる拠点」になることを目指しています。2019年度でミネルバの森委員会はその役割を終えましたが、ミネルバの森の精神は設立30周年を迎え、新たなカタチで引き継がれていくことを証明する授業です。そのため、実践と議論を重視するため、ある程度ユニークに開講体制をとっています。