シラバス

科目名特別研究プロジェクトB (気象レーダ―観測データの解析)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
46747
科目ソート
A1202
科目名
特別研究プロジェクトB
分野
研究プロジェクト科目
単位
2単位
開講年度・学期
2022 秋学期
K-Number
研究会テーマ

気象レーダー観測データの解析

開講年度・学期
2022 秋学期
曜日・時限
授業教員名
宮本 佳明
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC, その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習
GIGAサティフィケート対象
非対象
研究会・来期の研究プロジェクトのテーマ予定

詳細

講義概要

近年豪雨による災害が多発している。被害の軽減のためには、人々の意識、必要な情報の伝達、インフラ、法律などを適切なものにして行くことに加え、豪雨現象の理解を深め、予測の精度を上げることも重要である。現象の理解には、観測データが必須であり、豪雨に関する様々な観測データの中でも現在最も利用されるものが、レーダー観測データである。
日本には、国土交通省・気象庁によって多くのレーダーが設置され、常時日本の陸地のほぼ全てを監視している。一般的なレーダーは、設置場所から水平方向に数百 km以内、高度方向に数 km以内の、降雨強度を測定できる。そのため、現象理解を深める研究に欠かせない。また、日々更新される天気予報でも、これらレーダーによる観測データを用いており、精度を高める上で非常に重要なデータである。
そこで本特別プロジェクトでは、レーダーデータに関する理解を深めると共に、参加者それぞれが実際にデータを利用できるスキルを身につけることを目的とする。そのため、まず実際のレーダー施設を見学して観測方法などを学び、その後実際に測定されたデータをpythonを用いて解析する作業を行う。