本科目では「実践的メンタルヘルス」の特徴である、1)臨床医学(精神医学)と社会医学(産業精神保健や学校精神保健)、2)個人と組織、3)健常心理と精神病理、4)理想と現実、5)人間と法律、6)意識と無意識、7)座学と実学、8)一般性と専門性、などの境界性や中間性について、ケースを中心にグループワークを通じて、議論と対話を行うことが主な主題です。それによって、さまざまな現象を多角的に捉えて統合的に考える視点を身につけることを目標にしています。