シラバス

科目名特別研究プロジェクトB (認知科学に基づいた子供の学力不振)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
50990
科目ソート
A1202
科目名
特別研究プロジェクトB
分野
研究プロジェクト科目
単位
2単位
開講年度・学期
2022 秋学期
K-Number
研究会テーマ

アセスメント開発

開講年度・学期
2022 秋学期
曜日・時限
授業教員名
今井 むつみ
実施形態
オンライン(ライブ)
授業で使う言語
日本語
開講場所
その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
演習, グループワーク, 遠隔あり
GIGAサティフィケート対象
非対象
研究会・来期の研究プロジェクトのテーマ予定

詳細

講義概要

本特別プロジェクトでは、子供の学力不振の原因を見とるためのアセスメントの開発研究を行う。従来の学力テストでは、各子どもを画一的に測りクラス内での順位付けもしくは単元ごとの理解度を点数化し把握するために用いられる傾向が強くあった。しかし、実際に子供の学習におけるつまずきは非常に多様であり、学習時に用いられる文言には単元横断的な知識がなければ理解できない表現が多々ある。例えば、子どもが問題文自体を理解できていないのか、問題文は理解できたが問題を解くための知識や計算能力がないのか、ではそれぞれ子供に対し全く異なる支援を行う必要がある。そこで、子供の理解のつまずきをより単元横断的かつ単純な点数化ではなくどういったつまずき方をしているのかを教師が可視化できるようにするためのアセスメントの開発を探求する。活動の大部分はオンラインで行うが、サポートの必要に応じて適宜対面授業も取り入れる。小学校高学年および中学生を対象としたアセスメントをグループで開発することを最終ゴールとする。最終回は状況が許す限り教室で発表を行うが、COVID19感染状況によってはオンラインに切り替える。