
共生×スローライフな町づくりのデザイン
ソーシャルファームでは、障害者が就労の機会が得られる他、運動不足になりがちな障害者が適切な身体活動量を確保でき健康的な生活ができるなどのメリットも立証されてきています。しかし、こうした新しい取り組みにおいては、地域の関連するステークホルダーの巻き込み、業務の切り出し(ジョブマッチング)、商品化、販路拡大など様々な面での課題を山積しています。また、ソーシャルファームの場は人里離れた自然豊かな場である一方、障害者が地域の中で閉鎖的に生活するのではなく、多様な人々が行き交う場とするにはヘルスツーリズムやスローライフなまちづくりとして、地域の活性化も求められています。そのため、本プロジェクトでは、実地調査を行い、多様な人が共存するよりよい町づくりのために課題解決に向けた取り組みをソーシャルファームの事業者などと協働し行います。