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科目名日本研究概論1

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
24348
科目ソート
B6125
科目名
日本研究概論1
分野
基盤科目-共通科目
単位
2単位
開講年度・学期
2023 秋学期
K-Number
FPE-CO-03303-211-86
開講年度・学期
2023 秋学期
曜日・時限
火 2限
授業教員名
田中 浩一郎,加茂 具樹,清水 唯一朗,松本 光弘
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

流動的で複合的な社会の問題、すなわち政策課題をまえに、実践的な取り組みをつうじて知の蓄積を図ろうとする学問が「実践知の学問」としての総合政策学である。

いま、その意義が再認識されている。国内外の環境は大きく流動し、人々のキャリアデザインの変化を促しているように、官民間の人材流動の増加や政策・社会起業家の誕生など、人と知の流動性は高まっているからである。

では、「実践知」とは、どこに蓄積されているのか。その一つが「政策過程」であろう。「政策過程」には現実社会の問題を解決するために人や組織や社会を動かす先鋭的、専門的で、かつ領域横断的な知が埋め込まれていると捉える。

本講義は、「実践知」の姿を「政策過程」に見出し、さまざまな政策ケースや政策過程にかんする知を結集した「政策ケースブック」をつくり、SFCの新しいアカデミックコモンズの創造を試みる。

本講義はオムニバス形式によって、各回の担当者が専門的知見に基づいた新たな展開を論じ、地に足を付けながらも発展可能性のある議論を行っていく。

学部の1年生が「総合政策学」ないし「環境情報学」を履修した後にこの科目を履修することを想定しているが、2年生以上の履修も歓迎する。