
野中葉研究会(1)現代東南アジア研究
野中葉研究会(2)ムスリム共生プロジェクト
本プロジェクトは、現代インドネシア社会でのフィールドワークを実施し、現地の人々との交流や対話を通じて、異なる文化や社会に生きる人たちとの共生に向けた理解を深めることを目標に実施されるものです。
活動の柱は大きく2つです。一つは、世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアで、宗教(特にイスラーム)に関わる様々な社会問題に目を向けること。もう一つは、政治・経済・文化の中心地である首都のジャカルタと、スラウェシ島マカッサルの双方を訪れ、インドネシアの広がりや多様性を学ぶこと。特に、若者の教育の場やイスラーム関連組織を中心に訪問、交流活動を実施します。プロジェクト参加者と同年代の学生たちとの交流は、今後の継続した学術交流活動やSFCとのネットワーク構築に向けた布石になればとも考えています。また、住民が暮らす地域を訪れ、宿泊しながらの調査や聞き取りを行うことで、文献調査では知ることのできない人々の実際の生活の様子を体験し、交流することを目的とします。
期間中、グループに分かれて活動します。各グループでテーマを設定し、それについて10日間の活動を通じて調査し、最終日に映像も含めた発表を行います。
学期中、野中研究会(1)で実施してきた現代東南アジアに関する個人研究や、野中研究会(2)でテーマにしてきたムスリムとの共生にかかわるプロジェクトをさらに発展させることを目指しますが、マレー・インドネシア語履修者や、その他、担当者の講義科目を履修した学生で関心と熱意のある人たちの参加も歓迎します。(参加希望者多数の場合は、研究会、マイ語履修者を優先に選抜します。)
2月6日(月)3限~5限、SFCにて事前学習会を行います。参加者は必ず出席してください。