シラバス

科目名研究会B (2)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
39002
科目ソート
A1102
科目名
研究会B
分野
研究プロジェクト科目
単位
2単位
開講年度・学期
2023 春学期
K-Number
FPE-CO-05003-211-88
研究会テーマ

エクス・ミュージック(x-Music)

開講年度・学期
2023 春学期
曜日・時限
金 3限
授業教員名
藤井 進也
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習, グループワーク, 遠隔あり
GIGAサティフィケート対象
非対象
研究会・来期の研究プロジェクトのテーマ予定

企業との共同研究

企業と共同でイヤホン型脳波計のデジタルデータを用いた「ゾーン」を導く音楽の自動生成、スマートフットウェアから取得したデジタルデータを用いた歩行・走行運動に合わせた「ゾーン」を導く音楽の自動生成などに積極的に取り組んでいる。また、都市データを用いたサウンドアートや音楽の生成ー「都市作曲 / Urban Composition」をテーマとした研究や、赤ちゃんの運動データを用いた音楽生成など、未知なる音楽の生成研究に取り組む。



サブゼミ・勉強会の実施

履修選抜課題で挙げた 3つのカテゴリー(Sonic Technologist / Sound Artist / Independent Artist)に分かれてサブゼミ・勉強会を実施し、研究活動のマイルストーンを設定する。Sound Technologist グループでは、AbletonやMaxなどのSoftwareの使用、Hardware/電子工作の知見/技術を深め、実際に手を動かしながら積極的にプロトタイプを作る。Sound Artist グループでは、サウンドアートに関わる文献や歴史的文脈の整理、作品制作、論考やステートメントの出版を行う。Independent Artist グループは、レーベル運営・楽曲リリースなどの課外活動を徹底的に行い、その熱意・知見・技術をメンバーとシェアしつつ、x-Musicの社会実装を行う。



国際学会発表

NIME (The International Conference on New Interfaces for Musical Expression), ICMC (International Computer Music Association), NYCEMF (New York City Electroacoustic Music Festival), Are Electronica など国際的な場での作品発表を目指す。



その他の活動例


  1. Drum Session with Odakyu Railway [LINK]

  2. Creating & Knowing the “X” Music [LINK]

  3. Shinya Fujii Laboratory Keio University SFC ORF2020 Digest Video [LINK]

  4. Sonic Aquarium -Resonance- [LINK]

  5. Synthesize: x-Music Exhibition Talk Session [LINK]

  6. Urban Rhythmability [LINK]

  7. Dialect x Music [LINK]

  8. x-Music Exhibition vol. 0 [LINK]

  9. Sonic-Aquarium [LINK]

  10. Sonic-Aquarium ISCA2020入選 [LINK]

詳細

講義概要

x-Music研究会概要

音楽とは一体何か。SFCは世界に向けて、一体どんな音を創り、何を表現すべきか。本研究会では、音楽の真価や可能性を探究し、まだ確固たる名称のない、未知なる次の音楽(= x-Music)を制作することに取り組む。SFC エクス・デザイン(x-Design)プログラムのクリエイティブマインドをリスペクトし、以下の観点から音楽を制作することに挑む。



  1. まだ確固たる名称のない、未知なる次の音楽(= x-Music)を制作すること

  2. 極端な(eXtreme)状況における音楽制作の方法を探究すること

  3. 実験的な(eXperimental)プロトタイプ音楽を常に制作すること

  4. 分野を越境し、価値や思想の相乗効果=掛け算(X)を狙うこと

  5. 音楽による真の自己実現や自己表現(eXpression)を行うこと