
本授業は、建築・都市・ランドスケープを中心に環境デザインの専門家を目指す学生を対象とし、建築図面の作成や、3Dモデリング、CGパースなどのデジタルスキルを習得することを目的とする。
Rhinocerosという建築3Dモデリングソフトウェアを用いて、2D図面および3Dモデリングの作成方法を学ぶ。またUnityというゲームエンジンを用いて、フォトリアリスティックな建築CGの作成方法を学ぶ。さらにIllustratorを用いて、グリッドシステムを援用したレイアウトの方法を学ぶ。
本授業では、下記のような環境デザイン系のスタジオ授業を行う場合に必要となる基礎的なデジタルスキルを学ぶことができる。したがって下記のような授業を履修したいと考えている学生は、なるべく早い学年で本授業を履修するのが望ましい。
【基盤科目(設計演習)】
・ 春学期「デジタルデザイン基礎(本授業)」(椅子の設計および制作)
・ 秋学期「デザインスタジオ基礎」(パビリオンの設計)
【先端科目(設計演習)】
・ 春学期「デザインスタジオ(住まいと環境)」(住宅の設計)
・ 秋学期「デザインスタジオ(都市と建築)」(複合建築の設計)
・ 春学期「デザインスタジオ(自然と建築)」(都市・ランドスケープの設計)
【特設科目(設計演習)】
・ 春学期「SBC実践(ランドスケープ)」(未来創造塾βビレッジのランドスケープの設計および制作)
・ 秋学期「SBC実践(建築A)」(未来創造塾βビレッジの家具の設計および制作)
【基盤科目(デジタル技術習得)】
・ 秋学期「アルゴリズミックデザイン」(Pythonプログラミングによって建築を自動生成するためのデジタルスキル)