シラバス

科目名特別研究プロジェクトB (局地風・大気汚染物質の測定と分析)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
44840
科目ソート
A1202
科目名
特別研究プロジェクトB
分野
研究プロジェクト科目
単位
2単位
開講年度・学期
2023 秋学期
K-Number
FPE-CO-05203-211-88
研究会テーマ

気象学

開講年度・学期
2023 秋学期
曜日・時限
授業教員名
宮本 佳明
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 実験・実習・実技
GIGAサティフィケート対象
非対象
研究会・来期の研究プロジェクトのテーマ予定

詳細

講義概要

日本には多くの島々が存在し、そこには海に囲まれた土地という条件から、島独特の局地的な風が吹くことが知られている。また、特に日本海の島は、本州などと比べて大陸に近いため、大陸からの物質輸送も顕著であることが分かっている。その中でも島根県の沖合に位置する隠岐島は、大陸から近く、ジェット気流で特徴づけられる西風の下流域にあたるため、汚染物質などが飛来することから、気象庁や環境省の重要な観測地点として日々データを測定している。そこで、本特別プロジェクトでは、このように観測上非常に重要な隠岐島にて、風や大気汚染物質、海塩粒子など様々な変数を終日測定し、気象庁などが提供する同じ時間の本州の測定データと比較することで、島と本州でどのような違いがあるのか、物質の輸送にどの程度の時間がかかるのか、どの程度の拡散されつつ輸送されるのか、などといった点を明らかにする。具体的には、観測により得られたデータと、同じ時刻の気象庁の測定データを解析することで、上の疑問点を明らかにする。