
環境問題研究会
SFCは、2022年11月に2030年に向けたカーボンニュートラル目標を発表し、同時に自然エネルギー大学リーグに加盟した。SFCでは、省エネ、創エネのさらなる積み上げを目指すとともに、脱炭素、資源循環、生物多様性、そして地域の産業や人々の暮らしとの相乗効果を図りつつ、地域と連携したカーボンニュートラル実現可能性を検討していく。
こうした中、今年5月にはSFCのサステナブルキャンパスプロジェクトが発足し、脱炭素、資源循環、自然環境、健康と地域、食と農の分野におけるプロジェクトを相互に連携しながら発展させていくこととなった。
特に相乗効果を生みやすい取り組みとして、農業と太陽光発電の発電事業を両立する営農型太陽光発電が注目され、全国的に広がりを見せている。本プロジェクトでは、SFC内外に営農型太陽光発電を置いた場合のメリットや課題を分析するとともに、グリーンファイナンスの領域で用いられるプロジェクト評価の手法(インパクト評価)を用いて、対外的に説明しうる効果を示すことを目指す。成果の最終発表先として、藤沢市の環境セクションに対するプレゼンテーションを予定。