環境問題は自然と人間の相互作用から生じるものであり、その理解と解決には両者の科学的理解が不可欠である。本授業では、主要な地球環境問題の一つである「砂漠化」と、世界の自然保護活動の最前線である「保護地域」を題材に、自然と人間の様々な側面を計測(センシング)する技術および計測データの解析技術を学習する。講義と実習を通じて多様な計測技術を学んだ後、複数の計測技術を組み合わせることで何ができるのか、今後さらにどのような技術が必要なのか等をワークショップ形式(ミニプロジェクトの実施)で検討する。