
この授業では、コンピュータ音楽制作の基礎的な能力に加えて、メディアとしての音の理解、サウンドアートなどハイレベルな授業へ向かうためのイントロダクションと基礎力の習得も行う(つまり、DTMの授業ではありません)。
ソフトウェアの使用法だけでは なく、制作における基本的なワークフローの理解と共に、制作時に必須となるコンセプトワークや様々な制作状況への対応、パフォーマンスや楽器制作も体験してもらう。制作は座学で身につける事は困難なため、徹底したワークショップ形式で講義は進行する。このため、履修者は常に制作及び課題をこなし、履修者同士で競作してもらう。後半はグループでの相互評価や共作も体験する。短期間でより深い段階に進むのに必要な基礎能力を身につけるため、厳しい内容となるかもしれないが、是非脱落せずについて来て欲しい。