本講義は、戦争記憶継承・歴史実践に関して、モノと情報に着目しながら、社会学的に論じるものである。物質や情報技術そのものについて教えるわけではない。問いの重点は、モノや情報に満たされた空間を人間がどうつくり出し、意味づけているのか、にある。