シラバス

科目名スペイン語スキル B

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
10751
科目ソート
B2361
科目名
スペイン語スキル
分野
基盤科目-言語コミュニケーション科目
単位
2単位
開講年度・学期
2024 秋学期
K-Number
FPE-CO-02712-219-02
開講年度・学期
2024 秋学期
曜日・時限
木 2限
授業教員名
高木 和子
実施形態
対面
授業で使う言語
スペイン語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

本講義のテーマはヨーロッパ言語共通参照枠(Marco común de referencia para las lenguas, MCER)の2017年の補強版に新たに提示された外国語による仲介活動を理論的に理解し、実践的な練習をするものです。補強版では、言語による仲介活動はまず(1) テクストの仲介、(2) 概念の仲介、(3) コミュニケーションの仲介という3つに分類されています。

本講義では、特に、(1)から(3)のすべてを網羅する言語活動として、スペイン統計局が示す様々な社会情勢に関するインフォグラフィックスや、スペイン語圏の様々な社会、経済、企業経営等に関する情報が含まれるグラフ、図、チャートを読み取り、他者にわかりやすく伝達するプレゼンテーションを目標とする仲介活動として据えます。

講義では、まず、ヨーロッパ言語共通参照枠(MCER)とはどのようなものか、また、その理念スペイン語教育に反映した指導要項Plan curricular del Instituto Cervantes (PCIC)とはなにかを学びます。また、言語活動には、受容的活動、産出活動、相互行為的活動、仲介活動があること、その中の仲介活動をCEFR補強版やPCICはどのように捉えているのかを理解します。具体的に、スペイン語での仲介活動とはどのように定義されているかを含めた理論的な基礎を学びます。

理論的な基礎を学習したあとに、スペイン語で表現された様々な教材を使用しスペイン語による仲介活動の練習をします。

講義の後半は、実践練習に重点を置き、自らが取り組んでいる卒論についてインフォグラフィックを作成しスペイン語で説明できるようになることが目標のひとつです。