
この講義は、デザインの教科書のようなものを作り、デザインを説明する授業ではありません。ソフトウエアの使い方も講義では取り上げません。
デザインの第一線の現場にいて僕が思うことを通じて、デザインの美しさを感じることや作り上げるデザインの成果物の質を高めることも考えていきますが、学生たちが自分の立ち位置を認識し、将来、社会に出た際に関わるプロジェクトとデザインを紐づけて考えるプロセスを重視していきます。
職業としてデザイナーになること、クリエイティブパーソンになることの意味を一緒に考え、自分や社会に「問い」を作れる人を育てることを目指します。