シラバス

科目名エビデンスに基づく健康政策とコミュニケーション 【学期前半】

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
23648
科目ソート
C1049
科目名
エビデンスに基づく健康政策とコミュニケーション
分野
先端科目-総合政策系
単位
2単位
開講年度・学期
2024 春学期
K-Number
FPE-CO-04003-211-08
開講年度・学期
2024 春学期
曜日・時限
火 1限 , 火 2限
授業教員名
秋山 美紀,武林 亨
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習, グループワーク
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

国民の健康の実現は、少子高齢社会における重要な社会的課題でもある。その課題に立ち向かうためには、一人ひとりが科学的なものの見方を身につけ、健康や医療に関する情報を適切に利用し、より良い意思決定や問題解決に役立てていける力をつけることが求められる。あふれる情報に振り回されず、主体的に情報を読み解き意思決定を行っていくことは、自らの生命を守る上で重要である。
本コースは、健康情報を読み解くためのリテラシー、基礎的な疫学の知識、エビデンスに基づく健康政策の立案やそれを支えるヘルスコミュニケーションについて、初学者が楽しく学べるよう設計している。疫学とは「人間集団における健康状態とそれに関連する要因の分布を明らかにする学問」であり、疾病の予防や治療の改善を通した寿命の延長、QOL(Quality of life)の向上を目標としている。
コースでは、まず疫学的な手法を中心とする定量的な研究方法について基本的な知識をスキルを習得した上で、そうした研究が政策にどのように生かされているのか,具体的な事例を通して理解を深める。
受講後は、卒業研究等に必要な研究デザインのスキルがある程度身についていることを目標とする。