
デザインを観察する術であるデッサンを学びます。とくに透視図法(遠近法)という立体的な描き方を学びます。これによって立体の大きさやプロポーションを反映させて正しく描く事ができます.
なぜ手描きデッサンを教えるかというと,この30年間でコンピュータグラフィックが広く普及し新鮮味がなくなりました。一方で私が業務を通して実感する限り,手描きは重要になってきました.画力のあるデザイナーが減ったいま施主にアイデアを伝えるときに手描きに勝る方法はありません.
授業初回では透視図の画法の原理を歴史と絡めながら説明し、デッサン(透視図)が空間を観察&表現する為の言語である事を理解してもらいます。その後の6週間は手描きの技術を修得してもらいます。