
教育から取り組むソーシャルトランスフォーメーションと地域コミュニティの持続可能性
教育から取り組むソーシャルトランスフォーメーションと地域コミュニティとSFCとの協働とパートナーシップを通して持続可能な共同体づくり実現へのプロセス
本特別研究プロジェクトは、サステナブルキャンパス実現を目指した、「農と食」分野からの取り組みです。サステナブルキャンパスとは、大学の専門領域を地域に開き、点在させ、そしてまた地域の「農と食」という歴史と伝統のある地域性とその知恵を大学に開き、融合してゆくことを目指しています。現在その研究活動拠点としてお借りしている、御所見地区にある古民家を「農と食」を中心とした、地域と大学融合型の暮らしに根付いた「居場所」(研究活動拠点)としての機能を、家屋及び家屋に付随する農地と合わせて、地域の方と研究室で作りあげ、実践の場としての機能、環境整備を本講義の目的とします。庭園のように美しく、コミュニティとして農業に携わり、過ごすことができる、アグリガーデンのデザインと実装、古民家のウッドデッキ、ベンチ、納屋、竈の復活、屋外キッチンの段階的なデザインと実装をおこなうことで、地域と大学とが協働で作りあげる場を実現します。