
多様な作風と解釈を許容し加速度的に変化し続けてきた現代アートは、過去に様々な識者によって俯瞰しようと試みられてきたが、その全体像は現在進行形で変容し、複雑化し続けている。そこで本科目では、これまで体系化されてきた現代アートの概観(アーティスト、キュレーター、ギャラリスト…といったプレイヤー、歴史)と、その背景としてきた社会性や時代性を紹介していく。
また、「"現代アート"を媒介とする社会への提案」という課題を全体で設けることで、自分の関心分野と(作品、社会背景、コンセプトなど広義の)現代アートを結びつけ、主体的な表現と提案を行なってもらう