シラバス

科目名特別研究プロジェクトB (地球温暖化と突風回数の関係)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
40112
科目ソート
A1202
科目名
特別研究プロジェクトB
分野
研究プロジェクト科目
単位
2単位
開講年度・学期
2024 秋学期
K-Number
FPE-CO-05203-211-88
研究会テーマ

気象学

開講年度・学期
2024 秋学期
曜日・時限
授業教員名
宮本 佳明
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習, 実験・実習・実技
GIGAサティフィケート対象
非対象
研究会・来期の研究プロジェクトのテーマ予定

詳細

講義概要

日本では毎年のように梅雨前線や台風、線状降水帯による豪雨が引き起こす災害が生じている。実際にデータからも、過去数十年で豪雨の頻度が増加していることが分かっており、これは地球温暖化が要因であり、今後も増加すると予測されている。雨と共に大きな被害をもたらすのが風、特に突然吹く強い風(突風)である。突風は、走行する車や建物に加え、船舶の貨物の転倒や、風力発電機の損傷も引き起こし、その被害額は非常に大きい。一般的に、風の強さと雨量は比例関係にあり、強い風が吹く時は大雨の時が多い。地球温暖化によって大雨の回数が増えていることから、突風の回数も増えている可能性があり、本プロジェクトで検証を行う。風が吹く要因として地形が大きく関わっている。そこで突風を分析するためには、複雑な地形と海の両方の影響を受ける場所が望ましい。そこで本プロジェクトでは、瀬戸内の地形と島の両方の特徴を持ち、レーダーなど常時測定をしている観測データも充実していることから、淡路島で観測を実施しつつ、過去数十年のデータを分析する。