コンピュータグラフィックス(CG)と数学には強い関連性があります。例えば曲線や球体のような幾何形状の生成、さらに移動・拡大・回転のような形状操作には数学が必要不可欠です。とくにプロシージャルグラフィックスやアルゴリズミックデザインといった数学を駆使するCG制作手法では、数学力を鍛えることによって創作の幅を大きく広げることが可能です。また数学のCGにおける応用を通じて、数学の視覚的理解を深めることもできます。この講義ではCGと数学について、そのつながりを両面から学びます。