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パリ協定の発効、持続可能な開発目標(SDGs)の採択、そして、ESG(環境・社会・企業統治)投資の急速な広まりは、新たな環境ビジネスのステージが到来している。持続可能で、かつ、低炭素社会に移行するための、ビジネスが果たす役割を環境ビジネスの変遷や多様化する世界の動向を踏まえ考察する。 また、豊富なケーススタディを題材に、環境ビジネスの構築に必要な手法を学び、実際にビジネスアイデアのプレゼンテーションを経験する。
本授業は、ファミリービジネスを対象として、伝統とイノベーションの相剋をどのように解決し、また地域貢献を果たすのか、その具体策を探究することを目的とする。
昨今、欧米では、ファミリービジネスへの関心が高まっている。さまざまな課題もあるものの、ファミリービジネスは、それ以外の企業と比較して、利益率、資本効率などが高く、イノベーションが起こりやすいことが明らかになりつつある。さらに、地域に根ざし、長期的視野に立って経営を行う傾向も強い。一方、日本においては、ファミリービジネスの宝庫でありながら、研究、教育はほとんど行われておらず、世界中から成果が待たれているところである。
慶應義塾大学では、2009年度から、ファミリービジネス研究教育先導拠点形成に努めており、独自のケース教材を数部開発した。本授業では、主としてこれらのケース教材を活用し、ファミリービジネスのガバナンス、経営理念、戦略や組織、イノベーション、長寿性、地域貢献などに焦点をあて、ファミリービジネスマネジメントの要諦を学ぶ。そして、個益と公益の相生を実現するための方策について議論する。また、ファミリービジネスの経営者をお迎えして経営の現場についての知見も深める。
最終成果として、ファミリービジネスマネジメントに関するレポートを作成してもらうことを検討している。
コンピュータは、我々の創造性を高め、社会への実装を後押しする重要な鍵となる一方で、どのようにコンピュータを使う事が適切かを考える機会は不足しています。
- どのように、現実世界とコンピュータとをつなぐことが適切なのでしょうか?
- 私たち一人ひとりがやりたいことを、コンピュータに適切に伝えるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
社会の中で自分たちのやりたいことを具現化する際に、既存のアプリケーションに振り回されてはいませんか? 自分たちがやりたいことを適切にデザインするために、どのようにコンピュータを使うべきなのでしょうか?
複数の事例研究に基づき、自分たちが考えてきたイノベーションを具現化する際のコンピュータの在り方について検討していきます。プログラム環境としては、Sonyが開発した、「MESH」を使用します。
なお、プログラミングの基礎知識は必要ありません。
本講義では、社会起業(Social Entrepreneurship)と社会イノベーション(Social Innovation)についての理解を深める。実在する社会課題に対して、革新的な解決策を考案・具体化する能力を磨くことを目的として、ケース・スタディを積み重ねることで、その過程と社会的意義について主体的理解を深める。
本講義は大学院「社会イノベータコース」の必須科目として設定されているが、コース登録をしていない大学院生、また意欲のある学部生等の参加も奨励される。また、取り組む課題の性質上、授業ではディスカッションや各種のワークの比重が多くなり、講義以外の時間でのワーク等の時間が確保できることが必要となる。本講義を通じて、自らの、今後の社会イノベータとしての方向性や指針を、発見していただきたい。
社会課題の解決をそのミッションとするソーシャルビジネスやベンチャーでは、どのようなプロセスで、新しいサービスや製品が生まれ、社会に広がっていくのだろうか?ソーシャルビジネスでは、その特徴として、事業の売上や利益の創出と、社会問題の解決を通じたビジョンの実現に具体的につながっていることが必要とされ、変化する社会状況や顧客ニーズに適応しながら、サービスの革新を実現し、同時に事業として継続的な拡大が可能な経営や商品開発、マーケティング・プロセスを実現することが必要となる。
この科目は、ソーシャルビジネスのフロンティアでおきている社会変化とビジネスの出会う接点を、製品・サービス開発やプロモーションといった視点で分析し、受講生の社会課題解決に向けた構想力を涵養することを目的とする。
In this course, students will get hands-on exercises on field survey and analytical skills in the fields of environmental science. The objective of the course is to learn the skills and techniques which can approach local and regional environmental issues from diversified standpoints. Hands-on exercises are namely: conducting field survey on biota, exploring publicly available data (both biotic and abiotic variables), generating necessary data-sets, analyzing organism-environment relations. The lecturer will give an explanation on a variety of field survey and analytical methods and guide students to conduct a study. Students are expected to pick a topic on their own and work on their project using the techniques they have learned in the course. Students who will register this course are expected to think by themselves, and to be actively involved in group work to carry their study and present the results in the final class.
現代社会において、人間のwell beingを向上させる自然・社会環境の保護・形成が喫緊の課題となっている。また、社会全体の生産性向上や地域社会の活性化を推進することも重要な課題である。そのような状況の中で、「個益」(=個人、ないし、特定の組織の利益)と「公益」が相反するものととらえる従来のアプローチでは隘路にはまってしまう。また、「個益」を追及するビジネスアプローチのみや、「公益」だけを追及する行政アプローチを別々に進めるのでは不十分である。社会的なアントレプレナーシップを発揮し、マーケットメカニズムおよび事業経営の手法を公益の増進に結び付けるための「個益と公益のトータルデザイン」が求められている。この授業は、社会を変えるために、個益になる事業を起こして持続的に公益を実現してゆくという、新しい生き方を構想する力と実践する力を学ぶ科目である。環境・ビジネス・社会起業など様々な分野における社会起業の事例を通して、「個益」を促進する「インセンティブシステム」を導入する方法、「公益」をもたらす「協働」を成立させる方法、「協働の果実」を「公平に配分する仕組み」などを議論する。授業は講義・ディスカッション・グループワークを適宜組み合わせて進める。
この科目は「社会イノベータコース」の必修科目です。
★この科目は「個益公益のデザイン2」と同時に履修する必要があります。
人工知能は、これからの社会に大きな影響を与えると考えられます。人工知能の能力や限界を理解するためには、まずその基盤となるコンピュータについて理解することが必要です。
この科目の前半では、SFCの中でコンピュータとネットワークを活用していくための基礎知識を学びます。後半では、コンピュータを使いこなすために必要となるプログラミングの技術を学びます。
なお、「情報基礎2」では、この科目の内容を基礎として、さらに進んだプログラミング技術を学びます。