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コーチングとライフスキル
本研究会では主にスポーツにおけるパフォーマンスの向上や勝利という目標に向けた人間関係の構築について心理面に着目して進めていきます。 履修希望の学生は次のいずれかの研究テーマで進めていきます。
(1)スポーツ場面における選手間、選手とコーチ間のジレンマとその解決モデル
(2)パフォーマンス向上のためのコンディショニング
(3)やる気にさせるモチベーションプログラム・心をつくるライフスキルプログラムの作成
(4)女性アスリートとジェンダーと社会
(5)パフォーマンスを発揮する組織づくり
(6)その他(要相談)
個人の研究テーマに関連した国内外での就業体験(インターンシップ)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生サイトを確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、実質70時間以上の活動となること、また、各自のアドバイザー教員が実習内容に密に関わっているものであることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 インターンシップ実施後は、レポートを提出してください。レポート課題についてはレポート課題については塾生サイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
本科目は建築の基礎演習を終えた大学院生を対象とする設計スタジオである。名作と呼ばれる美術館の機能的・形態的な分析を行う。その分析手法を用いながら実際の敷地で美術館の設計を行う。 課題は以下の通り、
1)名作と呼ばれる美術館を一つ選んで分析
近代建築のなかで名作とよばれる美術館のうち一つを選択する。それらを設計した建築家について調査し、その建築がどのようなコンセプトで設計され、どのように空間を幾何学的に構成しているかについて分析する。
2)実際の敷地を対象にして行う美術館設計課題
この分析で明らかになったコンセプトや空間の幾何学的な構成を用いて、藤沢市内で美術館を設計する。
環境問題は、科学が基盤であり、環境対策の立案にあたっては、問題となる環境データの科学的な理解と解析がベースとなる。本授業では、比較的簡易な環境測定・実験を通して、実際に環境データを取得し、環境負荷のメカニズムについて理解するとともに、我が国が得意とするITC技術の活用も含めた、環境データの解析能力を身につけ、環境データや対策手法に対する科学的な見方や考え方を習得する。
特設科目「囲碁」は受講者に囲碁の上達だけを求めるものではありません。本科目の目的は囲碁が開く多様な世界観を知り、そこでどのような一手をなぜ打つのか、その論理と構想力を実践することを通して、戦略論と結びつく創造する行為とは何かを学ぶことです。カリキュラムの基本コンセプトにある創造性を重視するとき、本特設科目は単に囲碁そのものを学ぶこと以上に、実践を通して学習される創造性の取得には十分適した科目です。
本科目は、内閣(首相官邸及び中央省庁)、国会、地方自治体などの統治機構をできるだけわかりやすく解説し、日本の政策立案の実態を説明するとともに、学生の皆さんが、政治や行政にどのように向き合い、関わっていくべきかを議論していきたいと思います。
私自身は 30年間、官僚として自民党政権の下で官邸機能強化や省庁再編に、官房副長官を含め政治家として「新しい公共」や官邸改革、政治主導、国会改革に取り組みました。ここ数年、安倍政権の下で相当進捗しているものもありますが、改革は、未だ、道半ばです。
本科目においては、学生の皆さんが、現在の我が国の政治や行政の成り立ちや課題を理解した上で、20年後、30年後を視野に入れて、従来の政治・行政機構のみならず、広くNPOや民間企業、さらには住民一人ひとりの参画のもとで、社会的課題を解決する仕組みをどのように作るかをともに考え、学びます。
第⼆⾔語習得研究,異⽂化間コミュニケーションと外国語教育
第⼆⾔語(外国語)でのコミュニケーション能⼒(第⼆⾔語運⽤能⼒)の習得について、理論・⽅法論の理解を深めるとともに、その知⾒を現場に還元できるよう、⾔語教育への⽰唆について考えることを本研究会の⽬標とします。 本研究会では、学習者がどのように⽂法的知識だけでなく、第⼆⾔語(外国語)でコミュニケーションを図るのか、コミュニケーション能⼒をどのように習得してゆくのか等について学びます。それに際し、まずは、研究の基礎(研究テーマはどのように決めるのか、研究の⽬的とは何か、リサーチクエスチョン・仮説はどのように⽴てるのか、研究⽬的にあったリサーチをデザインするとはどういう事なのか)等々の基本的な事項について学び、研究とは何かという事の理解を深めていただきます。 講義、ゲストスピーカーによる講義・ワークショップ、研究書や研究論⽂の講読、履修者によるディスカッションを通して、履修者が、第⼆⾔語習得・外国語教育/教授法・コミュニケーション全般に関する研究領域からテーマを発掘し、実際に卒論研究まで発展できるようにします。
研究対象⾔語は何語でもかまいませんが、論⽂講読、⼝頭発表、レジュメ作成等は⽇本語もしくは英語に限ります。新規履修者は、学期末までに少なくとも研究テーマを決め、その予備研究のリサーチデザインを⽴て、可能な限り研究を遂⾏するところまで持っていきます。継続履修⽣においては、学期末までに、研究もしくはパイロット研究の遂⾏をし、結果をまとめます。卒プロ2の学⽣に関しては、秋学期の終わりまでに研究結果をまとめ、卒業論⽂を執筆します。本研究会の履修⽣は、通常の⽇本の中⾼の英語学習経験者はもちろんのこと、バイリンガルやトライリンガルの⽅もいて、履修者間で⾔語研究
についてお互い刺激を与えあうことができる環境なのではないかと思います。 履修者は受⾝的に授業に参加するのではなく、研究内外で⾃律的に研究論⽂を読み、様々な研究を批評する⼒を養うとともに、⾃らの研究の⽅向性をつかんで⾏っていただきたいと思います。私も皆さんと⼀緒に、⾔語習得とはそもそも何なのか、円滑なコミュニケーションとは何か等々について⾊々な⾓度から再検討して⾏けたらと思っています。 以下、今までの履修⽣の研究テーマを抜粋。 ・⽇本における英語初等教育(チャンツ・絵本読み聞かせ) ・英語初等教育におけるCLIL授業 ・英語学習におけるグルワの有効性について:社会⽂化理論の観点から ・バイリンガル話者による⽇英会話の分析 ・スピーキング・タスクにおけるピア・ラーニングの効果 ・⽇本⼈がカタカナ英語を使⽤する要因とその改善策 ・お笑いにおける「スベリ」の語⽤論的分析 ・英語と⽇本語の⼆⾔語話者によるコードスイッチング ・⾔語とアイデンティティー ・英語学習における動機づけについての研究 ・⽇本語の会話に⾒られる男⼥差―男⼥の笑いの違いについて― ・アメリカ⼈の”Sarcasm”と⽇本⼈の”⽪⾁”の違い ・⽇本⼈による「⾃虐」発話⾏為研究 ・現代の⽇本⼈⼤学⽣が⾏う「褒め」の⾔語活動についての考察 ・L1中国語話者によるL2⽇本語での発話⾏為研究 ・ミュージカルを⽤いた英語学習:語⽤論的能⼒の習得研究 ・バイリンガルにおける⾔語能⼒評価テスト作成の提案 ・⼩・中学⽣英語学習者におけるフォニック英語学習の効果 ・TOEFL/TOEFL対策 ⾃⼰記録学習法の紹介と実践 ・韓国⼈⽇本語学習者による敬語授受表現の習得研究 ・⽇本語学習環境要因と動機づけに関する研究
★⽂献の講読は、分担を決め、担当者が発表し、履修⽣全員でディスカッションします。 初めて第⼆⾔語習得や(異⽂化間)コミュニケーションについて勉強する⽅、本研究会初回履修者は以下の⽂献が読みやすく、第⼆⾔語習得について理解するのには、いいかと思い、推奨します。1.⽩井恭弘著『外国語学習の科学』 2.迫⽥久美⼦著『⽇本語教育に⽣かす第⼆⾔語習得』また英語では、Lightbown and Spada (2013) のHow languages are learned.も基礎的⽂献としてお勧めです。
学部⽣を対象に書かれた以下の⽂献もお勧めです。 「⽇本語教育への道しるべ 第3巻 ことばの教え⽅を知る」(凡⼈社)です。内容は、1章外国語教授法、2章コースデザイン、3章・4章⽂法の指導法(初級・中級)5章・6章4技能の指導法(初級・中級)、7章教案作成・実習、8章教材分析・開発です。 また、このシリーズの第⼆巻「ことばのしくみを知る」の第1章では、第⼆⾔語習得論について書かれているので、それは授業で取り上げます。また、私が編著を担当した第4巻の「ことばのみかたを知る」から、質的研究・量的研究・⾔語の対照(⽇英・⽇中)なども授業内で取り上げる予定です。