
深奥質感、展示デザイン、ものづくり、感性評価、3Dプリンタ、計測工学、神経科学、皮膚科学
同上
本特別研究プロジェクトでは、鎌倉山に建つ[鎌倉画廊]での4日間の深奥質感に関する展示会開催の準備・実施・撤収と、レセプション実施を通して、展示会デザインの実際を学ぶ。現代美術の展示は、閉じられた空間で静止した絵画作品を展示し来場者がそれを鑑賞するだけでなく、環境の光を取りこんだり、動的なメディアを利用した時空間の移り変わりを鑑賞した
り、鑑賞者がその場にいることが作品の一部として取り込むなど、多様さを増している。この多様さを考える際に、手がかりとして有効なの要素の1つが身体性・触感性である。
本特別研究プロジェクトに参加する学生は、先行する展示会を参考にしながら、現時代における美術展示のプロトタイピングを実際の画廊にて行う。この実施を通して、展示会実施のフローについて具体的な手順を学ぶだけでなく、『展示会を行って人に体験を提供するとはどういうことか』について深く考える契機とする。
自身の作品を展示することが目的ではなく、任意の作品を与えられた空間の中で展示することを目的とする特プロであるため、受講者はその点についてご留意ください。
参考:
[鎌倉画廊]
https://www.kamakura.gallery/
『内藤礼|1985-2015 祝福』
http://amzn.asia/d/eAxh6hb
『20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ: 彫刻から身体・庭へ』
http://amzn.asia/d/gcf7aRg
『takeo paper show 2018 precision: 精度を経て立ち上がる紙』http://amzn.asia/d/8oTSMH6