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科目名実践演習:マーケティング技法 (寄附講座)

授業概要

学部・研究科
総合政策・環境情報学部
登録番号
47834
科目ソート
X1123
科目名
実践演習:マーケティング技法
分野
特設科目
単位
2単位
開講年度・学期
2023 秋学期
K-Number
FPE-CO-06103-211-07
学部・研究科
政策・メディア研究科
登録番号
47849
科目ソート
95053
科目名
実践演習:マーケティング技法
分野
特設科目
単位
2単位
開講年度・学期
2023 秋学期
K-Number
GMG-MG-67303-211-07
開講年度・学期
2023 秋学期
曜日・時限
月 4限
授業教員名
琴坂 将広,千葉 尚志
実施形態
対面
授業で使う言語
日本語
開講場所
SFC, その他
授業形態
※「授業形態」と「能動的学修形式」の対応についてはこちらをご覧ください。
講義, 演習, グループワーク
GIGAサティフィケート対象
非対象

詳細

講義概要

この授業では現役の経営コンサルタント(講師のほかにもコンサルテイング企業の経験者が側面支援で参加予定)が実践的な分析手法を教えます。新規履修者は1か月の座学を経て2か月目からは事例研究の個人演習(Aコース)、もしくは企業との共同研究のグループワーク(Bコース)に参加します。ただし春学期の「実践演習:ビジネスモデル分析」を履修し良好な成績を修めた方は当初からBコースの企業との共同研究のグルワに参加できます。Bコースの企業との共同調査は春学期の場合、ドン・キホーテ、31アイスクリーム、ファンケルの3社と行いました。今期のBコースの企業はクレジットカード会社、癒し系グッズ、小売業等の企業との共同研究を予定しています。
(注)①新規履修者の履修パターン
前半授業(1~4回)では先行事例を手掛かりに企業の収益を生み出す商品・サービスの基盤となるマーケティングについて最新技法を学びます。2か月目以降は各人のスキルや状況にあわせて「Aコース:個人研究」もしくは「Bコース:グループワーク」によって特定の業界や企業に関する実践的な戦略構築を行います。グループワークは企業スタッフとの共同作業となるため課外の時間コミットが必須となりますが、得難い体験となるはずです。また就活に向けても極めて有効な経験になるはずです。なお当初はAコースでも途中からBコースに合流する選択肢も用意します。
(注)②「A.個人研究」
主に消費材の各業界や個別企業の課題分析や市場調査を行います。具体にはデータ分析や実地調査等を行います。
(注)③「B.グループワーク」
特定クライアント企業と毎週1、2回(都内、平日夜)の打ち合わせを重ねながら戦略提言をまとめます。この場合、交通費や管理経費などは企業等が負担します。
(グルワチームの分析結果のイメージは「日経ビジネスオンライン」の連載記事(以下のうち消費財関連)を参照ください。 http://shinichi-ueyama.com/DOC/ueyama-article_4.htm
(注)④「A.個人研究」か「B.グループワーク」か?
各人がどのコースを選ぶかは履修者の数・力量、希望、協力企業の受け入れ状況等を総合的に勘案して決めます。
(注)⑤前半の新規履修者向けの座学授業について
ここでは”ブランドマーケティング“やまた旧来的なマスマーケティング(オフライン)とオンラインマーケティングを統合したオムニチャネルマーケティングも学びます。併せて、コンサルティングの実務で基本となる、イシューアナリシス、プレゼンテーションパッケージの作成とその発表に際して必要なロジカルシンキングの基礎を学びます。より詳細には以下の項目に沿い授業を進めます。
1. マーケティングの基礎
• 旧来的なマスマーケティングとオンラインマーケティング
• 両者を統合的にマネジメントしてマーケティングを実践する(オムニチャネルマーケティング)
• ブランディング・ブランドマーケティングとは
2. マスマーケティングの基礎
• STP・4P・6C等のマーケティング関連の基本フレームワーク
• 未来予測(シナリオプラニング)
• 各種消費者調査
3. オンラインマーケティングと統合的マーケティング
• オンラインマーケティングの基礎(WEBマーケティングの基本フレームワーク)
• SNSマーケティング
• マスマーケティング手法と統合したマーケティング
4. ブランドマーケティングと情報システム由来のデータ解析
• 消費行動モデルとカスタマージャーニー、ブランドタッチポイントマネジメント
• 情報システムが生成するデータ解析の概要
5. Issue Analysisとプレゼンテーションパッケージ作成・発表の技法
• 課題設定⇒解決仮説設定、イシューアナリシス全体像の認識からのプレゼンテーションパッケージ想起という、イシューアナリシスの真骨頂部分2点に絞って学びます