
ソーシャルイノベーション:「ソーシャルマーケティングと価値共創」&「ソーシャル・プロデュースと共育」
ソーシャルイノベーション:「ソーシャルマーケティングと価値共創」&「ソーシャル・プロデュースと共育」
この研究会は、メンバー同士がお互いに学びあい・教えあいながら、「ソーシャルイノベーション」を実現していく力を醸成していくことに取り組むもので、2つのコースで推進します。この研究会の参加者は、いずれか一方のコースに参加をするものとします。
【コースA:ソーシャルマーケティングと価値共創】
本研究会のコースAでは、「ソーシャルイノベーション」を推進する際のアプローチとして「マーケティング」に注目をします。言い換えると「ソーシャルイノベーション」を実現する「マーケティング(=市場づくり)」とは、どういったものなのかを探求していくのが、このコースAです。
そもそも「マーケティング」とは、「Market+ing(=市場づくり)」という言葉で、「市場(=様々なやりとりや関係づくりを通じて、多様な価値が創造され、関係者に満足が提供される場)」を創り、「持続的に機能させること(ing=現在進行形)」を意味しているものです。すなわち、様々な関係づくりを通じて、価値を創り出し、関係者それぞれが目的を達成し、かつお互いに満足を増進させていく持続的なプロセスを機能させることといえます。
このコースAでは、最先端の「ソーシャルマーケティング」のあり方を探求することと、求められている理論や概念、手法を整理することを行いながら、それぞれがテーマを設定し、自らの研究プロジェクト(調査・研究活動)にとり組みます。具体的には、常に、意識すべき理論や概念、手法などを学び続けながら、各種の実践事例に見られるモノやコト、サービス、場などを調べ抜いた上で、春学期はチームで「ソーシャルマーケティング・プロダクト」づくり、秋学期は個人個人で成果を出す「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。
【コースB:ソーシャル・プロデュースと共育】
コースBは、「ソーシャルイノベーション」を推進するために、自らが、すでに、政策・戦略立案や、具体的なプロジェクトの立上げ・準備をしている方、または、すでに進行しているプロジェクトのさらなる改善・進化などに取り組む方を対象としたものです。
ウェルビーイング、教育(探究学習、デジタル教育、シチズンシップ教育、STEAM、グローバル教育、リーダーシップ教育など教育であれば幅広に)、科学技術イノベーション、スポーツ、文化、演劇、医療、ライフサイエンス、情報、知能情報社会、地方創生、まちづくり、食、農、万博、ウエルビーイング・コモンズづくり、コミュニティ通貨などの分野での活動を想定しています。