
(この科目では日本語と英語の両方を使って授業を行います。受講する学生も、発言や授業内の発表において両方の言語を用いることが必要になります。)
この隔年開講の授業では、言語と文化の問題を研究する際の質的調査の方法論を扱います。今年度の授業では批判的言説分析(critical discourse analysis)を扱い、これがどのような知的土台に立脚しているのかを理解し、実際に自分で使ってみながら、方法としての可能性について議論できるようになることを目指します。具体的には、この分野の最新の概説書を輪読しつつ、学期後半に向けて、それぞれの参加者が具体的な例を用いて批判的言説分析を実践し、この結果を授業内で発表します。授業内の学生発表をもとに、期末エッセイを執筆します。